ある年の札幌、5月も半ばを過ぎ、本当に気持ちのいい天気だった。
前日に仕事の落語会も終え、会場の下見なんかもしつつの帰り道。
新千歳空港への帰路途中に千歳で秋に続いて再びリベンジ。帰りの飛行機までの時間で釣り場に行けてしまうところが北海道。
以前にお世話になったK氏にガイドをお願いした。
相変わらず純朴な感じでのんびりと。
ただ、折角なので前とは違う感じで、と。
K氏「ちょっと、大変なところですけどどうですか?」
私「何が大変ですか?」
K氏「キャストがね。」
私「おまかせします。」
K氏「行って釣り嫌いにならないでくださいね」
いったいどんな所や。
で、行ったところが、
なんじゃこら。
枝を躱しながら、突き進む。
こんなところでも、堰がないので魚が上がってくるらしい。
さすが北海道。
で、まだ時間があったのでまた違う感じでと、
まるでジブリの映画の舞台のよう。
これが千歳市内、住宅地からちょっと入ったところにこの景色が広がっている。
さすが北海道。
釣果はぽつぽつ。
魚はともかく、ぽかぽか陽気と、美しい景色に、気分は完全にリフレッシュ。
厳しい冬の季節があっての、この北海道の春。
たまに来るからいいのかもしれないけれど。
北海道、サイコーです。
K氏に「道具預かっておきましょうか、いつでも来れるように。」
これは丁重にお断りしましたが、また来ます、来ますよ。
もう次はリベンジとかではない。普通に気負わず、またよせていただきます。
釣りの神様は今回、自然のやさしいところだけを感じさせてくれた。
うまく行き過ぎている。これはあやしい。何か落とし穴があるのではないか。
と思っていたら、時間を間違えていて、飛行機ギリギリ。ほんまのギリギリセーフ、あぶないあぶない。
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