初夏のある日、ダムのない川へ向かった。なかなかこんな川も珍しくなっている。
アユ釣りも有名で水質もいいと聞く。
車を走らせると新緑が美しい。
遊漁券を購入した釣具屋さんではあまりたいした情報も仕入れられず、全く土地勘もない。田んぼのある里山を流れる川にまず入った。タックルのチェックをするために試しに投げた堰堤下、数投目でいきなり!しかし、なぜかライントラブル、そしてそのままラインブレイク。魚の姿も見られず、大事なルアーもなくなってがっかり。でも何かはいる。
気を取り直して、もう少し上流に入りなおす。
と、またまたいきなり。
ゴギではないがなかなかのサイズの美しいヤマメ。
取りあえず、仕事終わってわざわざ車を飛ばして来た甲斐があった。雨の後で、活性高く数匹のヤマメと遊んでもらい、上機嫌。
本命のゴギ目指してどーんと上流へ場所移動。
道沿いの入りやすいところなのでどんなもんかと思っていたが、
小さいけど、ゴギ。いました。
それからはポイントらしいところでは必ず出る感じ。
スピナーでもスプーンでもミノーでもなんでもござれ。雨後のゴギたちは貪欲でした。
で、ゴギの特徴は頭の斑紋。なんだかちょっと間抜けな顔しているけどかわいい顔つきしてました。
大きいサイズは出なかったけど、満足満足。そして何より美しい川に感謝。
帰りの道中、山の中になぜか忽然と現れた「雲外蒼天」の石碑。
雲外蒼天…試練を乗り越えていき、努力して乗り越えれば快い青空が望めるという意味
心地よい疲れの中、帰り道なのになんだか頑張ろうと思った一日でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿